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面接・採用で、採ってはいけない人 事例集<1>

面接・採用で、採ってはいけない人=高学歴すぎる人?

「採ってはいけない人」を見極めるのは、ホントに難しいですね。

A社は、公共職業安定所に求人票を出していました。すると、某人物から応募がありました。履歴書をみてみると、地元の国立大学卒となっていて、しかも、大学院の修士課程まで出ています。理工科系で、専門はA社の業務に直結するものでした。

A社の社長は、この履歴書を見て大喜び。こんな優秀な人物が当社に応募してくれたのかと、ウキウキしていました。
A社の社長は、この人物と面接し、その場で採用を決めました。給与についても、プラスアルファを付けました。

面接時に気になったのは、前職の退職理由でした。この大学院を卒業後に一流メーカーに就職して、その後中小企業を数社転職して、いまは無職で求人中とのことでした。
職務経歴書には、過去の実績がびっしりと書き込まれていました。ここまで優秀な人がなぜ転職を繰り返したのか、そこがしっくり来なかったのです。

採用から半年後、この人物はモンスター社員化しました。スッタモンダの問題の連発。A社は困った労務問題を抱えるようになってしまいました。

「採ってはいけない人」を見極めるのは、ホントに難しいですね。

A社の採用は、どこに問題があったのでしょうか?

「採ってはいけない人」を見極めるのは、ホントに難しいですね。

㈱北見式賃金研究所 北見昌朗
北見昌朗